心理的安全性アンバサダー協会 年次総会 開催レポート

心理的安全性アンバサダー協会では、年度総会をハイブリッド形式で開催しました。東京・岡崎・尾道の各会場とオンラインを接続し、これまでの活動を振り返るとともに、各地での実践共有と今後の展開に向けた意見交換を行いました。多様な現場で心理的安全性の実践に取り組む参加者が集い、対話を通じて学びとつながりを深める機会となりました。

目次

開催概要

本総会では、各拠点の参加者が対面とオンラインの双方で参加し、相互に接続された環境の中でワークショップを実施しました。会の冒頭では、各会場およびオンライン参加者がチェックインを行い、ニックネームでの自己紹介や対話を通じて、安心して発言しやすい場づくりを進めました。心理的安全性を主題とする協会の総会として、参加者同士が自然に関係性を築ける導入となりました。

協会の活動報告

この日、これまでの協会の歩みについても共有しました。元は任意団体であった「日本即興コメディ協会」で、2017年から心理的安全性に関するワークショップの取り組みが始まり、2020年には一般社団法人化。その後、認定プログラムが導入されるなど、活動は着実に広がりました。現在180名の心理的安全性アンバサダー、60名のインプロファシリテーター、10名の心理的安全性プラクティショナー、8名の対話クリエイターが活動していることを報告し、本コミュニティメンバーのおかげで実践者の裾野も広がっていることへの感謝を伝えました。 

また、各地で実施されてきたワークショップや活動事例についても共有し、心理的安全性という概念を多様な現場でどのように実践へと落とし込んできたかを振り返りました。これまでの積み重ねを可視化することで、協会としての社会的意義と今後の発展可能性を改めて確認する機会となりました。

ワークショップと対話の内容

総会の中では、各拠点ごとに小グループでの対話の時間が設けられ、参加者は自身の経験や実践をもとに意見を交わしました。個人的な体験を共有する時間も取り入れられ、単なる情報交換にとどまらず、互いの背景や価値観に触れながら関係性を深める場となりました。こうした対話の積み重ねは、心理的安全性を実際に体感しながら学ぶ機会として、また「心理的安全性の醸成」を一人一人がそれぞれのフィールドで、時に協力し創っていくためにも、大きな意味を持つものとなりました。

後半では、今後実施したい取り組みについて各拠点で議論が行われました。家庭、地域、教育、組織など、さまざまな現場における実践経験を踏まえながら、参加者それぞれの視点から具体的な企画案や発信のアイデアが提案されました。特に、参加者自身が「自分ごと」として受け止められるワークショップ設計や、論文やコミュニティメンバーの実践事例を活用した学びの場づくりについて活発な意見交換が行われました。

今後に向けた展望

議論の中では、活動事例の蓄積や共有方法についても多くの示唆が得られました。実践事例のデータベース化、研修内容のパッケージ化、ハッシュタグ等を活用した情報発信など、協会の知見をより多くの人へ届けていくための方向性が示されました。各地で生まれている実践をつなぎ、相互に学び合える基盤を整備していくことが、今後の重要な課題であることが共有されました。

また、中国地方でのコミュニティ形成や、地域住民・支援者とのつながりを深める取り組み、教育現場や組織内での実践の可能性など、地域性や現場性を踏まえた展開も提案されました。心理的安全性を単なる理念として掲げるのではなく、それぞれの現場で具体的な実践として根づかせていくことの重要性と願いが、改めて確認されました。

参加メンバーの感想

最幸(さいこう)でした。次はいつですか?みなさんにまた早く会いたい気持ちを活力に仕事を頑張れそうです。

「同じ時を生きていること」、うれしく思いました。そして何より最近大切にしている言葉、「しあわせになる一番大切な方法は、しあわせであることに『気づく』ことということを実感した、実感できた、今日の時間でした。

すぐに場が温められて、どれも楽しく行うことができました。短時間でも気づきが得られたこともあり、やはりリアルで会うのっていいな、と感じた時間でした。

はじめましての方ともリアルにお会いし、ワークショップで協同したり普段の課題を共有したり、1日でそこまでの関係性を築けたのは運営の皆様と参加されたアンバサダーの皆様のおかげです。このような体験を生み出すことができることは大きな価値だと思います。

総会、懇親会共に凄く楽しかったです!今後もこのような機会に参加し、皆様から色々学ばせてもらいたいなと思っています。

ワークショップのあたたかい場は、学んできたことを体感して振り返るとても貴重な機会でした。これからやってみたいことを考える機会もいただき感謝でいっぱいです。

誰かがワークで間違った時、「イエーイ」と声が聞こえてみんなでハイタッチした。一声が聞こえたら、どこもかしこもみんなハイタッチしていた。間違いをもオープンにでき周囲もまるっと受け止めてくれるアンバサダー仲間の集まりらしいと思った。(下の動画から様子をご覧いただけます!)

「歌を歌っている間に歩いて、歌が終わった時そばにいる人とグループを作ろう!」と提案があり、メインファシリテーターが「歌、どうしようかなぁ」と迷っていると、誰かが「ハッピーバースデー、トゥー、ユー🎵」と歌いみんなが自然に乗っかっていく様子や、2回目のグループ決めでは「しあわせなら手を叩こう🎵」と誰かが歌うと、また拍手と共にみんなが歌う様子を目の当たりにした。初めましての人もいるのに、これができるのは、本当にすごいと思った。(下の2つの動画から様子をご覧いただけます!)

まとめ

今回の総会は、これまでの活動を振り返る場であると同時に、今後の展開アイディアをともに構想する場となりました。各拠点とオンラインをつないだハイブリッド形式によって、多様な参加者がそれぞれの実践や課題意識を持ち寄り、対話を通じて新たな可能性を見出すことができました。

開催にあたっては、東京会場・株式会社アルトワイズ様、岡崎会場・Washa-GARE様、尾道会場・SUNNY SWITCH様のご協力をいただきました。私たち心理的安全性アンバサダー協会は、日頃オンラインで集まり活動をしており、リアルに会える機会は大変貴重な時間です。会場を調整、提供いただきました皆様に感謝申し上げます。

今後も当協会では、各地でのワークショップや実践の共有を重ねながら、心理的安全性の醸成手法を自ら体現できる仲間を増やし、心理的安全性の普及と実装に向けた取り組みを継続してまいります。

各種講座にご興味のある方は、当協会Peatixより詳細をご確認ください。

教員研修、新入社員研修、学生リーダー向け研修、地域おこし協力隊や自治体様向け、医療従事者向け、その他テーマ別研修(DE&I、エンゲージメント、対話、新規事業開発チームの関係性づくり)など、心理的安全性を土台にした各種研修のご相談は、お問いわせよりご連絡ください。

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