心理的安全性インプロファシリテーター1期生のいけちゃんと申します。今回は同じく1期生のふじ(藤田 裕也さん)にお話を伺いました。
心理的安全性インプロファシリテーターの講座を受けた感想を教えていただけますか?
率直に言って楽しかったですね。ファシリテーション力を学べるのはもちろんですが、一緒に学ぶ仲間との繋がりを得られたのが一番の収穫だったと感じています。
私も心理的安全性インプロファシリテーターの繋がりは大きいと思います。実際、ふじと一緒に心理的安全性✖️インタビュー(2022.09.17開催)というイベントも企画しましたし(笑)。
ふじが心理的安全性インプロファシリテーターを受講するきっかけについてもお聞きしたいです。
私は教員をしているんですが、心理的安全性という言葉を本で知って、「自分が作りたいと思っているクラスはこれだ!」と思ったんです。色々探して心理的安全性アンバサダーの講座を見つけました。
アンバサダーの講座では心理的安全性を体感できたのですが、職場でもある学校で実践しようと思ってもどうやって実践したら良いのか分からなくて。
インプロのエクササイズも教室でやってみたんですけど、「楽しい」で終わってしまったんです。この講座で学びに繋げるためのヒントがもらえればと思って、受講しました。
そうだったんですね!確かに心理的安全性アンバサダーの時よりも実践に特化しているので、具体的な方法を知ることができますよね。
ふじは今回受講したDAY1〜6の中で印象に残っている回はありますか?
DAY3の振り返りへのコメント返し (フォロー力 & Yes, And 実践)の中で学んだ、「ファシリテーター自ら責任を取りに行く」というのがすごく自分の中に響きました。
「ファシリテーターが責任を取りに行くことで発言した人に損をさせない」という内容でしたが、ふじにとってどんなところが響いたのかお聞きしても良いですか?
保護者の方との面談の時に、どうやって話を進めていいか悩んでいた時期があったんです。以前はたくさん質問をして話を進めていました。しかし講座の中でファシリテーターが責任を取りに行くという姿勢が大事であることを学んで、話の進め方の幅が広がりました。相手任せにせず、自分も関わっていくフォロー力の重要性を学ぶことができたのは、自分の中で大きな一歩だと感じています。
ふじが必要としていた内容だったんですね!
そうですね!あとは自分がフォローしてもらえたことが嬉しかったので、そういう体感をこれからもっと子どもたちにもしてほしいなと思っています。
フォローしてもらえる体感は私も大事だと思います。
体感の場を作るという意味では、ふじは心理的安全性ファシリテーターで学んだ内容を学校ですでに実践されていますよね。実践する前と後で教室内で変化はありましたか?
パッと大きく変わることはありませんが、子どもたちから出てくる言葉が変わってきたと思います。例えば「リアクションがあって安心した」とか「こんな場面で、〇〇してくれたのが嬉しかった」とか。
そういう言葉が生まれてくることで、少しずつですがクラスの中に安心できる空気が生まれて、子どもたちが相互に「良いメンバーだね」って思えるようになったと感じています。
ふじのクラスで心理的安全性が醸成されているのが伝わってきます!
すでにたくさん実践されているふじですが、他にも心理的安全性インプロファシリテーターで学んだことを活用したい場面はありますか?
同期のメンバーや2期以降の方との交流を深めて、イベントを立ち上げたりするのも楽しみです。また今、実践していることを積み重ねて継続していきたいというのはありますね。子どもたちの学びになるように、講座で学んだ内容を筋道立てて組み立てたいと思っています。
そして、実践していく中で自分自身、子どもの姿から心理的安全性について学んでいきたいと思います。真っ新で柔らかい心をもつ子どもたち。人として学ばせてもらえる瞬間に出会えることは教師として幸せなことです。
子どもたちに対する愛が溢れる言葉ですね!実践者でありながら探究を続けるふじの姿勢は、これから心理的安全性を実践しようと思う人にとって大きな励みになると思います。
実践のための取り組みなど、これからもぜひ共有してほしいです。
お話を聞かせてくださってありがとうございます!