受講後インタビュー:合-au-児湯学友団コンソーシアム協議会事務 中神 由香さん

お話を伺うのは、合-au-児湯学友団コンソーシアム協議会事務でお仕事をされている「ゆーさん」こと、中神 由香さんに心理的安全性アンバサダー認定ワークショップの受講後インタビューに答えていただきました。

心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講された感想を教えていただけますか?

ファシリテーターの方も、同期のメンバーも皆さん優しくて楽しく学べました!でも最初は難しい内容だったらどうしよう…と思っていました。どんなことをするワークショップなのかイメージができなかったんです。テキストを見ながら進めていくような勉強会のスタイルなのかなぁ、と想像していました。

受講前は不安な気持ちもあったんですね。ゆーさんにとってどんな部分が不安から楽しい学びに変わったのか、もう少しお聞きしても良いですか?

実際はワークなど体験するものが多くて楽しい学びでした。同期メンバーとの交流も充実した時間だったと思います。いろんな職業の方が来られるので、自分の知らないお話を聞けて面白いと感じました。
最初に想像していたのとは全く違いましたね。オンラインの講座は、このワークショップが初めてだったのですが、オンラインでも盛り上がるし、楽しめるんだと思いました。オンラインでも深い学びができるということを、経験させてもらえました。

最初に感じておられた不安を払拭できたんですね。私もオンラインで受講しましたが、実際にみんなと会ってるような温度感がありました。
今回ゆーさんが、このワークショップを受講しようと思われたきっかけについても教えていただけますか?

今、一緒にお仕事をしているあーさに、このワークショップを紹介してもらいました。あーさが作る環境がとても心地良いな、と思っていたんです。ミーティングの場でも話しやすくて、話を引き出してくれて温かい場を作ってくれるんです。よくミーティングでは反対意見が言えないことってあると思うんですけど、そういうことがないんですよね。チームの中には話さない人や話せない人がいると思うので、そういう方たちが話せるような環境づくりが大切だと感じました。

あーささんのお仕事での環境づくりを見て、心理的安全性を感じられたんですね。

そうですね。そして家族もチームとして捉えると、話しやすい環境づくりは職場だけではなく、家庭でも大切なものだと思います。私も日常のあらゆる場面で、話しやすい環境づくりができたらと思い、受講を決めました。

家族もチームと考えると、心理的安全性は家庭でも必要なことだと思います。
ゆーさんは今回のワークショップで学んだことを実践される場面などはありましたか?

家庭の中では子どもの話を聞いて、なるべく引き出すようにしています。
以前は頭ごなしに言ってしまうことがありました。でも今は子どもの話を決めつけずに聞くようになりました。

私も家族には遠慮なく話せるからこそ、言い過ぎてしまうことがあります…。身近なご家族に対して実践されていて素敵です!
ゆーさんの対応が変わったことでお子さんたちにも変化はありましたか?

喧嘩することが減りましたね。それと私が心理的安全性アンバサダーのワークショップに参加し始めてから、家庭の中でも「心理的安全性」という言葉が使われるようになりました。
家族の中で、「今の状況は心理的安全性があったよね」とか「今のは意見しにくかったね」とか、オープンに話せるようになったのは良かったと思っています。

喧嘩が減ったというのは、きっとゆーさんが日頃、お子さんたちとコミュニケーションを取られているからですよね。お子さんたちも思ったことを、話しやすいと感じているんだろうなと思います。

そう思ってくれていたら嬉しいですね。
仕事面での実践で言うと、お仕事に関わる人との関係性が変化してきました。ワークショップで学んだことを意識して話すようにしています。そのおかげで少しずつお仕事以外のお話をしてくださるようになって、心理的安全性が作られてきたのかな、と感じます。

お仕事関係の方との関わりにも変化が見られているのは嬉しいことですね。ゆーさんはどんなところに意識を向けられているのか、もう少しお聞きしても良いですか?

「相手をしっかり見ること」であったり、「目の前の相手に集中する」というのを意識しています。私は直球で伝えるタイプなんですが、「私の言葉や話し方に対して、相手はどう感じているだろう?」と相手に意識を向けられるようになりました。仕事で忙しいと、目の前のことに意識が向いてしまうこともあるんですが…。思うようにできなかった時も、その状況や自分の対応について振り返りができるようになったというのもワークショップのおかげだと思います。

忙しいと自分の言動について考えることなく流してしまうと思います。しかし、ゆーさんは一度、立ち止まって振り返りをされているんですね。そのことからもゆーさんの目の前の相手を大切にしたいという気持ちが伝わってきます。
ワークショップでは、いろんな気づきや学びがあったと思いますが、その中でもゆーさんが印象に残った場面などはありますか?

「最高の観客」という言葉が印象に残っています。誰かの発表を聞く時も、相手が話しやすいと感じてもらえるように、「最高の観客」でいたいと思うようになりました。

「最高の観客」というのは“観客(聞き手)が最高であれば、演者(話し手)は最高のパフォーマンスを発揮できる”というものですよね。聞き手のリアクションが話し手にも影響を与えるので、私も相手を喜ばせるリアクションを意識したいと思っています。

何より、この言葉を聞いてから子どもにとっての「最高の観客」でありたいと思うようになりました。このワークショップによって、自分の視点や考え方が変わったように感じます。親の意見や考えもありますが、それを子どもに押し付けるのは違うなぁと思いました。
子どもが選ぶものや子どもの人生に対して「最高の観客」として、拍手しながら応援したいと思っています。

ゆーさんのお子さんへの愛の深さに感動です!「最高の観客」はゆーさんにとってインパクトある内容だったんですね。
ゆーさんは心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講されて、どんな方にこのワークショップをおすすめしたいと思われますか?

学校の先生や教育関係の方におすすめしたいですね。
学校の先生など教育関係の方と接する機会があるんですが、クラスの中の人間関係、保護者との関係で悩んでいる様子をお聞きすることがあります。心理的安全性についてもっと多くの先生方に広がっていくと、学校内で起きる問題にも対処しやすくなると思います。

また企業の役職がある立場の方が受講されるのも良いと思います。
過去の職場で年功序列の仕組みが根深くて、部下が上司に思っていることが言えないということが起きていました。上司からの意見だけではなく、部下からも意見が言えるような環境づくりが必要だと感じます。職場に心理的安全性があれば、人が辞めなくて済むのではないかと思っています。

心理的安全性に対する一人ひとりの取り組みも大切ですが、組織に対して影響力の大きい方が心理的安全性を知って広めてくれると良いですね。そうしたら、その組織にいる人たちは働きやすくなると思います。
最後にゆーさんから、これから心理的安全性アンバサダーのワークショップを受講される方にメッセージをお願いします。

どんなことをするんだろうという思いもあるかもしれませんが、心理的安全性について体感して楽しみながら学べる場所です。心理的安全性という言葉が少しでも気になるようでしたら、ぜひ受講してもらえたらと思います。
多くの方に受講してもらい、心理的安全性というフレーズをみんなで共有できる環境が増えたら嬉しいですね。

そうですね。まず心理的安全性がある環境が、どういうものかを体で感じてほしいです。そしてその輪を広げて、いろんなところで心理的安全性について話し合える環境を作っていけたらと思います。
ゆーさん、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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