受講後インタビュー:翻訳家 外園 佳代さん

フリーランスで翻訳のお仕事をされている「かよさん」こと外園 佳代さんに、心理的安全性アンバサダー認定ワークショップの受講後インタビューに答えていただきました。

心理的安全性アンバサダー認定ワークショップ、お疲れ様でした。本日はよろしくお願いします。

ありがとうございます。よろしくお願いします。

早速ですが、かよさんが心理的安全性アンバサダーの講座を受講するきっかけについて、お聞きしても良いですか?

ファシリテーターのしんのすけさんの紹介で、この講座を知りました。

しんのすけさんの紹介だったんですね!しんのすけさんとはインプロのつながりですか?

そうですね、しんのすけさんがされている活動に興味があって、この講座を紹介してもらったのがきっかけです。

そうだったんですね。かよさんがこの心理的安全性アンバサダーの講座に期待していたことはありますか?

今後、もっとインプロのファシリテーションをしていきたいと考えています。今までもファシリテーションする機会はあったんですが、感覚的に行っていた部分もあって…。安心な場を作るためのロジックというか、心理的安全性を高める方法を知りたいと思っていました。

安心な場を作るための具体的な方法について、知りたいとお考えだったんですね。

はい、イベントなどを主催するのが好きで、しんのすけさんにもワークショップをしていただいたこともあります。ただ主催するのは好きなんですが、私自身、緊張しやすくて、人見知りするタイプなんです。なので、参加される方がリラックスできる安心な場を作れたら良いなと思っています。

かよさんとは一緒にインプロをさせていただいたこともありますが、人見知りという印象はなかったので意外でした!どんなイベントを行うにしても、安心できる場であることは重要ですね。

他の方が主催するイベントに参加したときに、たまに、ほったらかしにされたり、そういう場面を見ることがあるんですが、そんなときは落ち着かない気持ちになってしまうんです。参加される方の安心安全がなくなるような気がしてしまうんですよね。
なので、自分がイベントを主催するときは、参加する方に心理的安全性を感じてほしいと思っています。

参加者の方が安心できる場を作りたいという、かよさんの強い思いが伝わってきました。
受講するにあたって、かよさんの中でハードルとなるようなことは何かありましたか? 

普段は翻訳の仕事をしていて、一人で仕事することがほとんどなんです。なので、「組織で仕事をしていないけど参加しても大丈夫?」という不安は少しありました。チームビルディングをしているとかではないので場違いにならないかなぁ…と。

心理的安全性というと、組織づくりで使われることが多いですもんね。かよさんが不安や心配を解消するのに何が役立ちましたか?

一つは紹介者のしんのすけさんがいらっしゃるので安心というのはありますね。もう一つは、一緒にインプロしている方がすでにアンバサダーの講座を受講されていて、その方から「インプロの応用について勉強になる講座だよ」と教えていただいたんです。講座について事前に教えてもらえたことで不安は解消されました。

しんのすけさんがいらっしゃるのは安心なことだったと思います。他にも、事前に講座についてお話を聞かれたことで、不安は解消されたんですね。
今回、かよさんが受講された中で印象に残った部分についてもお聞きしても良いでしょうか?

Day4の読書会が楽しかったです。最初は課題の本も分厚いし、抵抗感がありましたけど、斬新な読み方で面白いなと思いました。自分の課題に沿った問いを立てて、読めば良いんだというのが発見でした。みんなそれぞれ立てる問いも違うし、学び取るところも違うので、他の方が読んだ部分を聞くのも勉強になりますね。
読書会なのでしっかりした感想を言わないといけないのかと思ってたんですけど、他の読書会とは全く違ったので安心しました。

いわゆる“読書会”とは違いますよね。Day4の読書会は、他の方がどう読み解いたのかを聞くのも楽しいですよね。

そうですね、この読書会では問いを持つことの大切さを感じました。問いがクリアだと答えもクリアになりますよね。つい、答えを探してしまいますが、問いを立てることの方が重要なのだかなと思いました。

確かに問いを持つことで、一回立ち止まって考えを深めることができますよね。この読書の仕方だと、その時々で立てる問いも変わりますし、何回やっても毎回いろんな学びが得られると思います。
かよさんは講座を受講されたことで、感じられた効果や学びを実践されたことなどはありますか?

今までファシリテーションをする時、場の安全よりも自分が失敗しないようにというところに意識が向いていたと思います。しかし受講後は参加者の方に「この場を安全だと思ってほしい」という意識に変わりました。ファシリテーターの時には参加者の方に声をかけることも意識して行っています。
他にもファシリテーターのしんのすけさんやひろきさんがいつもニコニコされていたり、参加者の発言に反応を返してくれるのが印象的でした。私もファシリテーターをする時は笑顔でいることやリアクションを大事にしたいと思っています。

ファシリテーターの立ち振る舞いからも学びを吸収されていたなんて!
しっかりリアクションをして「最高の観客」でいることは、他の方のパフォーマンスを引き上げることにも繋がるので大切にしたい部分ですよね。

先日もお母さんたちのサークルでインプロのファシリテーションをさせていただいたんですが、インプロが初めての方がほとんどで、最初はみなさん緊張されていたんです。なので、簡単なインプロのゲームから始めて、楽しく失敗できる場を作るようにしました。そうしたら、みなさんに安心して頂けたようで、とても楽しんでもらえました。

それは嬉しいですね。楽しく失敗できるというのは、参加される方にとっても安心感があると思います。
心理的安全性アンバサダーとしての、かよさんの今後の目標や活動などについても教えていただけますか?

インプロのファシリテーターをすることが少しずつ増えてきたので、その時に安心してもらえる場を作っていけたらと思っています。
そして、例えば「怒り」など、お芝居であっても出しにくい感情があると思うんですけど、「この場は安心」と感じてもらうことで、抵抗なくいろんな感情を表現できるようになっていきます。そうやって自分の中にある感情を発散して、一人一人が元気になれる場を作っていきたいと思います。

「元気になれる場」って素敵です!安心できる場所があると失敗を恐れずチャレンジできますよね。
かよさんはこの心理的安全性アンバサダーの講座を受講されてみて、「こんな方におすすめ」という方はいますか?

ファシリテーションする方や場をつくる方におすすめしたいです。セミナーやイベントを主催する方も安心な場づくりについて学べると思います。他にも、PTAの集まりなど、シーンとしがちな場面でも、「この場では発言しても大丈夫」という空気を作ることに、この講座はも活用できるんじゃないかと。

そうですね、心理的安全性のある場づくりについて学ぶことができる講座だと思います。
かよさん、本日はお話を聞かせてくださってありがとうございました。

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