沖縄民医連様にて『心理的安全性研修』実施報告

沖縄民医連様にて心理的安全性研修をハイブリッド開催しました。

2026年5月23日|沖縄民医連・医療介護安全交流集会2026

2026年5月23日「沖縄民医連・医療介護安全交流集会2026」にて、一般社団法人心理的安全性アンバサダー協会として心理的安全性研修を実施しました。

今回は会場とZoomをつないだハイブリッド形式での開催。
リアル参加・オンライン参加を合わせて、約80名の医療・介護・福祉に携わる皆さまにご参加いただきました。

講師は、

  • 横内浩樹(一般社団法人心理的安全性アンバサダー協会 代表理事)
  • 福島あずさ(一般社団法人心理的安全性アンバサダー協会 理事)

が担当しました。


目次

医療現場の重大事故を防ぐための心理的安全性

今回の研修の目的は、

「医療現場の重大事故を防ぐために、ヒヤリハットを共有できる心理的安全性の高い組織文化を築くこと」

そして、

「参加者全員が、心理的安全性につながるコミュニケーション手法や関係性づくりを学び、実践できるようになること」でした。

医療や介護の現場では、

  • 「これ確認したほうがいいかもしれない」
  • 「ちょっと違和感がある」
  • 「失敗したかもしれない」
  • 「別のやり方があるのでは?」

そんな“小さな声”が、大きな事故を防ぐことにつながります。

しかし実際には、

忙しさ
上下関係
間違いを恐れる気持ち
空気を悪くしたくない思い

から、声が上がりにくくなることもあります。

だからこそ、安心して確認・相談・報告できる心理的安全性が重要になります。


研修風景

今回とても印象的だったのは、参加者の皆さんの参加意欲の高さでした。

研修の冒頭では、いつものようにニックネームを書いていただくところからスタートしましたが、その反応がとても早く、

「最初から参加する気持ちが高いな」

と感じました。

対話の時間でも非常に熱心に話してくださり、ワークにも積極的に参加。

振り返りの時間には、それぞれの業務の中で感じていることや実際の現場の話もたくさん共有されていました。

今回は講演・ワークショップの時間が約100分。

かなり内容を凝縮してお届けしましたが、後から

「もっと時間をかけて受講したかった」

という声もあったほど。

それだけ皆さんの関心が高く、集中して参加してくださっていたのだと感じます。

オンライン参加の皆さんも含めて、最後まで熱心に聞いてくださったのが印象的でした。


体験型で学ぶ心理的安全性

今回の研修では、講義だけでなく、応用インプロ(即興演劇)の考え方を取り入れた体験型ワークショップとして実施しました。

扱ったテーマは、

  • 心理的安全性とは何か
  • 医療現場での対人リスク
  • ヒヤリハット共有の価値
  • ハインリッヒの法則
  • 評価フレームと学習フレーム
  • 傾聴とフォロー力
  • 最高の観客
  • Yes, But と Yes, And
  • ヒヤリハット報告の受け止め方
  • 対話による関係性づくり

など。

「最高の観客」のワークでは、

聞き手のリアクションが、話し手の安心感やパフォーマンスをどう変えるか

を体感。

また、

Yes, But(はい、でも…)

Yes, And(はい、そして…)

の違いも、実際に体験しながら学んでいただきました。


エクササイズのデモンストレーションを職員のみなさんと一緒に実施しました。

各事業所報告

今回とても印象的だったのは、講演だけで終わらず、各事業所からの報告があったことです。

実際に心理的安全性や現場での取り組みについて、

  • どんな実践をしているのか
  • どんな変化が起きているのか
  • どんな課題があるのか

を共有する時間がありました。

これは本当に素晴らしい取り組みだと感じました。

なぜなら、人は「発表する機会」があることで、

自分たちの実践を振り返り
チームで言語化し
意味づけし
次の行動を考える

ことができるからです。

ただ研修を受けて終わるのではなく、実践し、それを共有する。

この循環こそが、心理的安全性の文化づくりにつながっていきます。

研修アンケートから見えてきた変化

研修後のアンケートでは、「Yes, And」「心理的安全性」「最高の観客」といったキーワードが特に印象に残ったという声を多くいただきました。

また、「日常の対話を増やしたい」「相手を受け止める関わりを実践したい」「心理的安全性を仕組みとして根付かせたい」など、明日からの行動につながる意見も多数寄せられました。

最後に

心理的安全性とは、

仲良くすることではなく、

確認する勇気
声をあげる勇気
失敗を共有する勇気

を、個人任せにせず、チームとして歓迎できる文化をつくること。

沖縄民医連様、そしてご参加いただいた皆さまの心理的安全性の発展に、少しでも貢献できていたらとても嬉しく思います。ご参加いただいた皆様、そして運営を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。


医療・介護・福祉・教育・企業など、それぞれの現場に合わせた心理的安全性研修・ワークショップ・組織支援を行っています。
「もっと相談しやすい職場にしたい」「ヒヤリハットや改善提案が出る組織をつくりたい」とお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。

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