一般社団法人心理的安全性アンバサダー協会では、2025年6月5日に東急不動産ホールディングス株式会社のCX・イノベーション推進部(以降、CX/IN部)の皆さまを対象に「心理的安全性づくりを体験するワークショップ」を実施しました。
CX/IN部は、顧客体験(CX)向上とイノベーション創発を主な役割とする組織で、デジタルマーケティングを含むカスタマーエンゲージメント強化や社内外の連携・共創を推進している、まさに持続的な中長期成長戦略の中核機能を果たす部門です。社内ベンチャー制度やスタートアップとの連携により、新規事業立案やオープンイノベーションも推進しています。
共に成長していきたい部門メンバーに、数多くのグローバル企業において社内ルールの1つとして採用されている「Yes, And」をまずは知ってもらい、ぜひ仕事やプライベートに生かしてほしい、というマネージャーの思いから、このワークショップは実現しました。

目次
ワークショップの内容
- 心理的安全性とは?インプロ、Yes, Andとは?
 心理的安全性の定義や、応用インプロ、Yes, Andについて理解を深めました。

- Yes, And の実践
 否定から入らず、相手の意見を受け入れて発展させる手法を体験しました。

- 失敗と学び
 「失敗の3つの種類」や「失敗を共有できる組織文化」について考え、失敗を受け止め合うエクササイズを体感し、失敗の捉え方、受け止め方について学び合いました。

- 心理的安全性を日常業務で高める
 日常の振り返りに使えるGMTを紹介し、その後は参加者全員で振り返りを行いました。

受講者の声(アンケートより)
アンケートには多くのポジティブな声が寄せられました。一部抜粋します。
- 特に記憶に残った内容
- 「Yes, And」や「否定・肯定・Yes, And」のエクササイズ
- 「失敗の3つの種類」についての学び
- エクササイズ「僕ボブ」「あぶりカルビ」
- 「リアクションを使って小さな嬉しかったことを共有するワーク」
 

- 活用したい場面
- 業務での1on1や個人面談
- ZOOM会議など表情が見えにくい場面
- 地権者との交渉や日常の何気ない会話
- 関係性が浅い相手との会話
 
- 感想の一部
- 「失敗を受容してもらう体験を通じて、組織変革につながる学びを得られました」
- 「チャレンジの失敗について話せることが、挑戦を進める後押しになった」
 
まとめ
今回のワークショップでは、心理的安全性を「学ぶ」だけでなく、実際に「体感」することで、参加の皆さまが自分の業務や日常に結びつけて考える時間となりました。
東急不動産ホールディングス株式会社様のイノベーション推進や成長戦略の一助となれることを願っています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
チームが安心して挑戦し合える環境をつくることが、組織の成長につながります。
協会では、企業向け研修やワークショップを通して、心理的安全性の実践をお手伝いしています。
「自社でも取り入れてみたい」と思われた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

 
	









