先日、心理的安全性アンバサダー協会の理事でもあり、株式会社アルトワイズの代表取締役社長を務める向井崇泰さんのオフィスを訪問しました。

📸 写真①:東京タワーを望む麻布台ヒルズのオフィス。
ここで働くだけで「ワクワクする」「新しい挑戦をしたい」という気持ちが自然にわきあがるような、開放感あふれる職場環境です。
関係性づくりの第一歩

📸 写真②:ズラリと並んだフィギュア棚
「また増えてません?」と社員に聞かれませんか?と向井さんにお聞きすると「よく聞かれます!」と笑う向井さん。
社長自ら話題のタネをつくり、社員が自然に声をかけられるようにする実践。これはまさに、心理的安全性を体現する取り組みだと感じました。
→ 雑談のきっかけを意識的にデザインし、社員が自然に声をかけ合える雰囲気を生み出しています。
こうした仕掛けは単なる遊びではなく、理論的に設計された経営戦略でもあるとのこと。
「他社との差別化を図りたい。そのために、社員が働きやすく、話しやすい環境を整える」
そうした考えが、アルトワイズの経営の核になっていました。
自分たちでつくる社員旅行 ― 主体性の実践

📸 写真③:ズラリと並んだフィギュア棚の上には社員旅行イベントや社員旅行の写真
アルトワイズの社員旅行には、向井さんのこだわりがあります。
それは「会社が用意して連れて行く」のではなく、社員が自ら考えてつくること。
「行き先やアクティビティを上から押し付けるのではなく、社員が“やりたいこと”を出し合って形にする」――まさに主体性の実践です。
実際にこれまでの旅行では、アート体験やサバイバルゲーム、アウトドアなど多様な企画が生まれました。
2025年には 42名規模 に拡大し、前年の倍以上の参加者となるなど、“自分たちでつくる”文化が年々根づいていることがわかります。
「与えられる」のではなく「自分たちで決める」体験が、社員の主体性を育て、日常業務でも活きる力になる。
非日常の旅行だからこそ、心理的安全性を土台にした新しい挑戦や対話が生まれるのです。
この取り組みは AERA dot. などのメディアでも取り上げられ、社員の主体性を育てるユニークな実践として注目されています。
SES事業と心理的安全性
アルトワイズは SES(システムエンジニアリングサービス)事業を中核に展開しており、クライアント先で働くエンジニアたちがその価値をつくり出しています。
このような事業構造だからこそ、心理的安全性があることで、エンジニアはクライアント先でも安心して発言でき、パフォーマンスを発揮できます。
向井さんは、「優秀な人材が集まり、長く働き続ける会社には、心理的安全性が不可欠」と語っています。
アルトワイズの理念は、
「美しく、賢く、優しく、楽しい世界をつくる」。
この言葉は単なるスローガンに留まらず、採用・社風・研修・オフィスづくりといった日常のすみずみに反映されています。
さらに、向井さんは「心理的安全性アンバサダー協会理事」の肩書を名刺に掲げ、自社経営にもその価値を注入しています。
このような一貫性のある姿勢に共感して、働くことを選ぶ人も多いそうです。
メディア掲載実績と成長の数字
アルトワイズはこれまで、日経新聞や BS テレ東 などの主要メディアで取り上げられ、組織づくりの先進的な取り組みとして紹介されています。
また、採用人数が 4 倍に増加し、離職率も大幅に改善したという成果も公表されています。
さらに、「社員数 昨年対比 229%」という成長率の表記も見られ、社員数が飛躍的に増えていることが読み取れます。
社員が飛躍的に増える環境下でも心理的安全性を育み、2024年に開催した任意参加である忘年会の出席率は、驚異の93%だったとのことです。
現在は凝集性がかなり高い組織になり、社員の定着率は95%となっていると向井さんは語ってくれました。
向井さんの姿勢が示すこと
心理的安全性は、ただ優しい組織をつくるためのものではありません。
特に SES のように「人がすべての価値をつくる事業」では、採用力や定着率、成果に直結する要素です。
向井さんの実践、アルトワイズの理念、そして明確な成長の数字は、協会の目指す方向と重なります。
あなたの会社でも「心理的安全性」を掲げませんか?
向井さんの実践が教えてくれるように、心理的安全性を掲げることは採用・定着・成長に直結します。
協会では、企業の皆さまとともに心理的安全性を広げるために スペシャルサポーター制度 をご用意しています。
- 公式ホームページでのご芳名・ロゴ掲載
- 感謝状の進呈
- 活動報告会へのご案内
こうした形で「理念を共に掲げる仲間」として参加いただけます。
ぜひ、貴社でも「心理的安全性」を掲げ、一緒に社会に広げていきませんか?
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