共創的問題解決
チーム内に「共創的問題解決の場」を
私たちは、チームの中に共創的に問題を解決する場を設けることを推奨しています。
具体的には、
- ティーチング(Teaching):相手に知識や経験、ルールなどを伝える手法
- コーチング(Coaching):相手自身が目標や課題について内省し、考えを深める手法
これらに加えて、**第三の手法として「共創的問題解決(ラーニング)」の考え方を取り入れてみませんか?**というご提案をしています。
共創的問題解決とは、答えを誰かが与えるのではなく、チーム全員で考え、つくり出すプロセスです。
ティーチングやコーチングだけでは得られない、深い納得感と主体性を生み出すことができます。

共創による問題解決の場づくり
私たちは、自分の経験や答えを一方的に伝えるだけでなく、互いにアイデアや意見を出し合いながら、共創的に問題を解決する場を設けることを大切にしています。
実際に、心理的安全性アンバサダーの中には、自身が所属する課の中に複数のチームをつくり、チームメンバーが自ら目的達成のために考え行動できる仕組みを整えている方もいます。
心理的安全性の第一人者であるハーバード・ビジネス・スクールのエイミー・C・エドモンドソン教授は、著書『恐れのない組織』の中で、心理的安全性を高めるためのリーダーのツールキットとして次のようなことを挙げています:
- 意見を求める場を設けること
- 対話を通じて解決策を出し合うこと
こうしたアプローチこそが、チーム内に心理的安全性を根付かせ、自発的な行動と創造的な問題解決を促す鍵となります。

心理的安全性アンバサダー認定ワークショップでは、「共創」を体感できるエクササイズを取り入れながら、最終的には共創的な問題解決のプロセス(Step1〜Step3)に沿って、解決策を共に考える体験を行います。